ガンダム疲れ、・・・復帰はちかいのか? [ジオラマ 模型(プラモデル)]
自分はアニメファンという程の事はないんだけど、ガンダムだけは昔から好きでした
自分が小学生から中学生にかけての、ちょうど多感な時期に出たアニメで、
元々SF小説や科学が大好きだった当時の自分にとっては、
宇宙植民地や、パワードスーツ(モビルスーツだけど)が出てくるアニメはとっても斬新でした
そしてその登場兵器群の、あくまで消耗品であるマシーンとしての運用のされ方や、
当時ではリアルな軍隊、そして国家の描写に感動したものでした
旧日本海軍の軍艦や蒸気機関車が煙をはきながら宇宙を飛び回るのが当たり前だった、
また、必殺武器を使う前に、いちいちエコー付きマイクで大音響で宣言してから
ようやく撃つようなロボットアニメばかりだった、
そんな、ある意味とってもファンタスティックな当時の日本のアニメ(TVマンガ)の中では、
ガンダムは、本当に戦争の生々しさがよく表現されていて厭がおうにも異彩を放ちまくってました
結局その斬新さが放送終了後に大当たりし、
ガンダムという名は今に続いています
しかし商業においては当然のことなんですけど、
売れると分かれば、もうそのコンテンツの焼き直しや続きの話を延々と・・・
やがては右見ても左見てもガンダムガンダムガンダム、、
お陰ででここ数年、自分の中では「ガンダム」というものにお腹いっぱいで、、
ガンダムをタイトルにしたアニメや漫画、小説の大量投下と、迫りくる新たな後付け設定の嵐!w
もうカンベンしてくれ~って感じです
そして個人的にトドメを刺されたのが、ガンダムを取り上げた、とあるNHK番組への出演でした
まぁBS放送なのでそんなに観た人は多くないでしょうが、、
あれ以降、世間的に「自分の人生&アイデンティティー=ガンダム」になってしまっている感が
一時期すごくありまして(;´д`)
テレビ番組への出演は、ジオラマだけに限って言えば過去にも3~4回ありますが、
作ったジオラマのみの出演と、自分自身の番組への出演とでは、全く意味合いが違います
顔出してガンダムをアツく語って(あの場で大好きなハリウッド映画やSF映画は語れない)、
その自分を客観的に知る第三者が見て、
「自分=ガンダム」というアイデンティティーで、自分の知らないところで自分が語られて
そのレッテルのようなモノが、どうしても窮屈になってしまって、、
ホントにガンダム見るだけで気分が悪くなるようになってました(´ж`;)ォ・・ォェッ・・・
いわゆる「ガンダム疲れ(ガンダムづかれ)」というヤツですw
結局、趣味でチマチマやってきてたジオラマも、途中で放り出したまま、
年単位でしばらく手もつけてません
でもまぁそのガンダムも、世間様ではある程度落ち着いてきたこともあり(噂ではガンダムはオワコン?)、
最近またガンダムでジオラマ作ろうかな~なんて考え始めてきております
ここ数日、アマゾンでGM系機体を中心に幾つも買い込みましたww
※以下2つは、あみあみサイトから、
あみあみさん、プラモを送ってくれてありがとうございます!
・・・以下、話は飛びますが、、
個人的には架空のジオラマを作るという行為は、
想像力をエラく駆り立てられることもあり昔から好きで、
ちょっと冷めた物言いをすれば、
その「空想ジオラマのネタが、昔好きだったガンダム」だったという感じぐらいが、
ちょうど正解なんじゃないかと思ってます
時間つぶし、思考の遊び、想像力、表現力、その他諸々、、
元々美術学校出身の自分にとっては、ジオラマとは一種の「絵画」なんです
それが過去から現在に存在しないモノを主題にした場合、
それは「未来の空想図」になります
子供の頃、雑誌で見た21世紀の未来想像イラストにワクワクしたものですが、
自分にとっての(主に)ガンダムのジオラマとは、そんな未来の「絵」を描く事と同じであり、
それは自分のためだけの、自分の喜びであり楽しみ、
決して商業的なアプローチではありませんので、
今まで模型雑誌や模型屋さんが行うコンテストなどに出したことはありませんし、
そもそも人に褒めて貰おうと思った事はあんまりありません、
当然これで他者と出来具合を競う気も全くありません
まぁそもそも模型作りやジオラマ作りなどで稼げるお金より、
もっと他の商売の方が普通にお金になります
趣味として徹底して割り切っている感じでしょうかね
そういえばここ10年単位で模型雑誌すらまともに読んだ事ないしな~
まぁ趣味だし、自分で都度創意工夫するのも楽しみのひとつなんで、
ぶっちゃけ模型誌のような教科書的なモノにはあんまし興味もないけど・・・
第一、内容の割に異様に高い気がして、個人的にはお金がもったんないような・・・ ( ´_ゝ`;)
2011-10-22 13:32
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