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千葉県 ~昔の地名や地域呼称~ 【転載】 [房総半島(千葉県全域)]

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千葉県 ~昔の地名や地域呼称~ 【転載】
http://blogs.yahoo.co.jp/takitaro_shop/52658575.html

「房総ログハウス暮らし」というblogに、
千葉県のヤヤコスィ~地域呼称をまとめられた記述があったので、
転載させていただきます
何より、これだけご自分で整理されてるって、スゴイっす(´∀`)

ただ、大多喜町のセグメントが、一部「外房」から外れていたりするのが御愛嬌、
大多喜町は海はないけど、昔から「外房」エリアと呼ばれる地域です
まぁ、千葉県のややこしい地域呼称の結果ですかね

この区分けを元にすると、自分の属性とは
「房州・外房を発祥とし、南総&南房、いわゆる南房総エリアで育ち、
今は東京湾岸地域に住む」という感じですね
もしくは、房総丘陵の南西から北東に移動しただけとも言える、
ホンで今はベイエリア、かな?

そうそう、最近は各市町村の観光協会がやったのか、
千葉県の中央部を「中房総」なんて呼び方をしようとしているようですが、、
中房総って事は、上房総や下房総を仮定した上での呼称なんでしょうかね?
なんにせよ房州出身の我がゴッドマザーに言わせると
「中房総?あんだか煮え切らない呼び名だねぇ~」とww
個人的にも今いちカッコ悪くて流行らないと思うんですが、、
自分ら親子の感覚がおかしいのかな?(;´∀`)


以下、転載
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★歴史的背景から

下総国(しもうさのくに)は令制国時代の呼称で現在の北総(ほくそう)地域にあたり、総州(そうしゅう)ともよばれる
総国(ふさのくに)のうち、印波国造、千葉国造、下海上国造の3つの国造が
646年の大化の改新で、葛飾郡、千葉郡、印旛郡、匝瑳郡、相馬郡、猿島郡、結城郡、岡田郡、海上郡、香取郡、埴生郡を置き下総国となった
1869年の版籍奉還で、関宿藩、佐倉藩、生実藩、多古藩、高岡藩、小見川藩
1872年の廃藩置県で、多古県、小見川県、高岡県、結城県、古河県、関宿県、佐倉県、生実県、葛飾県、曾我野県
後に印旛県(いんば)と新治県(にいはり)の一部になった
1873年に木更津県と合併して現在の千葉県となる
おおよその範囲は現在の、千葉市・習志野市・船橋市・市川市・浦安市・四街道市・八千代市・鎌ヶ谷市・松戸市・八街市・佐倉市・白井市・柏市・流山市・我孫子市・野田市・印西市・栄町・酒々井町・成田市・神崎町・香取市・多古町・富里市・芝山町・横芝光町・匝瑳市・東庄町・旭市・銚子市

上総国(かずさのくに)は令制国時代の呼称で現在の南総(なんそう)地域にあたり、総州(そうしゅう)ともよばれる
総国(ふさのくに)のうち、須恵国造、馬来田国造、上海上国造、伊甚国造、武社国造、菊麻国造、阿波国造、長狭国造の8つの国造が
646年の大化の改新で、市原郡、海上郡、畔蒜郡、望陀郡、周淮郡、埴生郡、長柄郡、山辺郡、武射郡、天羽郡、夷灊郡、平群郡、安房郡、朝夷郡、長狭郡を置き上総国となった
1869年の版籍奉還で、菊間藩、鶴牧藩、鶴舞藩、桜井藩、久留里藩、飯野藩、小久保藩、佐貫藩、柴山藩、一宮藩、大多喜藩
1872年の廃藩置県で、菊間県、鶴牧県、鶴舞県、桜井県、久留里県、飯野県、小久保県、佐貫県、松尾県、一宮県、大多喜県、宮谷県
後に木更津県(きさらづ)になった
1873年に印旛県と合併して現在の千葉県となる
おおよその範囲は現在の、富津市・君津市・木更津市・袖ヶ浦市・市原市・長柄町・長南町・睦沢町・茂原市・大多喜町・勝浦市・御宿町・いすみ市・一宮町・長生村・白子町・大網白里町・東金市・九十九里町・山武市

安房国(あわのくに)は令制国時代の呼称で現在の南房(なんぼう・南房総)地域にあたり、房州(ぼうしゅう)ともよばれる
718年に上総国から分離独立で、平群郡、安房郡、朝夷郡、長狭郡
1869年の版籍奉還で加知山藩、館山藩、長尾藩、花房藩と東総(とうそう)と茨城南部を入れて宮谷県(みやざく)となる
1872年の廃藩置県で長尾県、花房県、館山県、加知山県
後に木更津県に統合された
1873年に印旛県と合併して現在の千葉県となる
おおよその範囲は現在の、館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町

総国(ふさのくに)は大和古墳時代の呼称で下総・上総・安房を合わせた地域
須恵・馬来田・上海上・伊甚・武社・菊麻・阿波・印波・下海上・長狭・千葉の11の国造があった
現在の千葉県(木更津県と印旛県が合併した)にあたる

房総(ぼうそう)は総州、房州を合わせた呼称

総州(そうしゅう)は下総・上総を合わせた呼称

房州(ぼうしゅう)は南房総地域の呼称



★現在では

東葛(とうかつ)は野田、流山、柏、我孫子、松戸、市川、浦安のエリア呼称
葛南(かつなん)は鎌ヶ谷、船橋、習志野、八千代のエリア呼称
北総(ほくそう)は白井、印西、栄、成田、佐倉、酒々井、富里、四街道、八街のエリア呼称
東総(とうそう)は神崎、香取、東庄、銚子、旭、匝瑳、多古のエリア呼称
南総(なんそう)は富津・君津・木更津・袖ヶ浦・市原・長柄・長南・睦沢・茂原・大多喜・勝浦・御宿・いすみ・一宮・長生・白子・大網白里・東金・九十九里・山武
千葉ベイエリアは千葉市(美浜区、花見川区、稲毛区、中央区、若葉区、緑区
外房(そとぼう)は芝山、横芝光、山武、東金、九十九里、大網白里、長柄、茂原、白子、長生、長南、睦沢、一宮、大多喜、いすみ、御宿、勝浦のエリア呼称
内房(うちぼう)は市原、袖ヶ浦、木更津、君津、富津のエリア呼称
安房(あわ)は鋸南、鴨川、南房総、館山のエリア呼称

南房総(みなみぼうそう)は
広域的には富津、君津、市原の南部、大多喜、いすみ、御宿、勝浦、鋸南、鴨川、南房総、館山のエリア呼称
狭域的には鋸南、鴨川、南房総、館山のエリア呼称
外房(そとぼう)は
広域的には館山の洲崎、鴨川、勝浦、御宿、いすみ、一宮、長生、白子、九十九里、山武、横芝光、匝瑳、旭、銚子のエリア呼称
狭域的には館山の洲崎から、鴨川、勝浦
内房(うちぼう)は
広域的には館山の洲崎から、南房総、鋸南、富津、君津、木更津、袖ヶ浦、市原のエリア呼称
狭域的には富津の富津岬から、君津、木更津、袖ヶ浦、市原のエリア呼称
房総丘陵(ぼうそうきゅうりょう)は
長柄町北西部、市原市南部、木更津東部、大多喜町、長南町西部、君津東南部、富津南部、勝浦北西部、鋸南、鴨川、南房総、館山の範囲
九十九里(くじゅうくり)エリアは
広域的にはいすみ、一宮、睦沢、長生、茂原、長南、長柄、白子、東金、九十九里、山武、横芝光、匝瑳、旭、銚子
狭域的には一宮、長生、白子、九十九里、山武、横芝光、匝瑳、旭

主に天気予報エリアなどで使われる呼称で
北西部
千葉市中央区、千葉市花見川区、千葉市稲毛区、千葉市若葉区、千葉市緑区、千葉市美浜区、市川市、船橋市、松戸市、野田市、成田市、佐倉市、習志野市、柏市、市原市、流山市、八千代市、我孫子市、鎌ヶ谷市、浦安市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町
北東部
銚子市、茂原市、東金市、旭市、匝瑳市、香取市、山武市、神崎町、多古町、東庄町、大網白里町、九十九里町、芝山町、横芝光町、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町
南部
館山市、木更津市、勝浦市、鴨川市、君津市、富津市、袖ヶ浦市、南房総市、いすみ市、大多喜町、御宿町、鋸南町



★呼称が似ていて勘違いしやすい名称
南総(なんそう)と南房(なんぼう)は、地域が違う
南総は上総地域の呼称、南房は南房総地域の呼称
房総(ぼうそう)と房州(ぼうしゅう)は、地域が違う
房総は上総と下総を合わせた地域の呼称、房州は南房総地域の呼称



★千葉県の気候 (ウィキペディアよりほぼ引用)

半島に位置するうえ、平均標高も低いため全体的には年間通して温暖な気候で全域が太平洋側気候に属する。しかし、黒潮の影響で一年中温暖な海洋性気候である南房総や北東部沿岸地域に対して、下総台地などの内陸部は内陸性気候で冬の寒さはより厳しく、高い山地がないにもかかわらず意外にも多様性に富んでいる。

下総台地
県北西部から北東部にかけての内陸地域で、内陸性気候の特色が強い。特に、佐倉市 - 成田市 - 香取市周辺にかけては県内で最も寒さの厳しい地域である。時にはマイナス5 - 8度くらいまで下がることもあり、佐倉では1984年(昭和59年)にはマイナス12.7度まで下がっている。雪が降っても積雪量は数センチということがほとんどで、都道府県では沖縄の次に雪が降らないと言われているが、1951年(昭和26年)には千葉市野呂で133センチの積雪を記録している。

東葛地域
柏市、松戸市、我孫子市などが属し、京葉地域に次ぐ人口密集地である。冬の寒さは東京都心部より厳しく、時に南岸低気圧による大雪に見舞われることがあった。しかし近年はヒートアイランド現象の影響が著しく、冬の冷え込みが和らぐ一方、夏は熱帯夜が続くことが多くなっている。

京葉地域(東京湾沿 岸地域)
東京湾に隣接し、農地が少なく、県内で最も人口密度が高い地域である。そのため、夏は蒸し暑く熱帯夜が多く、冬は氷点下になることが少な いなど県内で最もヒートアイランドの影響を色濃く受けている。ほぼ、東京都心の気候と変わらないといってよい。千葉県北部地域が南岸低気圧による大雪の時、千葉市は雪や霙、市原市では雨や霙の場合が多い。

北東部沿岸部(九十九里平野 - 犬吠埼)
太平洋沿岸部に属し、海洋性気候で年中温暖な気候である。夏は涼しく、冬は温暖で雪が積もることはほとんどない。特に銚子の夏は関東平野部の中では最も涼しい。

房総丘陵
標高の高い丘陵地帯であるため、年間の寒暖の差は大きい。冬は、北部地域では特に冷え込み、東北太平洋平野部並みに気温が下がり時に大雪になることもある。中・南部地域では下総台地ほどではないが冷え込むことが多い。夏は市原市牛久では40度近い気温が観測されることもあるなど暑い。しかし、朝晩は涼しく熱帯夜は少ない。

南房総
黒潮海流の影響で気候は年間通して温暖で、夏には多くの海水浴場が開設され、冬には避寒地として多くの観光客たちが訪れる。特に外房沿岸地域は特に温暖で、霜が降りることはあまりない。南房総市などは関東で最も春の訪れが早い地域である。夏は、御宿町や勝浦市などでは海流や風の影響で涼しく真夏日日数も少ない避暑地でもある。


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