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山脈(やまなみ)はるか-小さな学校の物語- 大多喜町立老川小学校のお話を読んだ( ;∀;) [房総半島 外房 大多喜町]

山脈(やまなみ)はるか-小さな学校の物語-

少子化のため、この3月に廃校になった、大多喜町立老川小学校の、ありし日々のお話
大自然に囲まれた木造校舎、50人にも満たない児童
どことなく懐かしい雰囲気漂う「小学校」が、そして「先生と生徒」のふれあいが、そこにありました
おまけに辺りは信じられないような大自然!
イノシシやシカ、猿は出るわ、校長室には勝手に野鳥が侵入するわw
巨大な蛇などは頼んでもいないのに学校に勝手に登校してくるわww
本著の中でも語られていますが、
その日常はまるで宮沢賢治の「風の又三郎」の世界です!
BGMは常に井上 陽水の「少年時代(※)」でしょう!!
こんな「昔の日本映画」の中にしかなかったと思われていた日常が、
ついこの前まで、南房総の大多喜町の老川にあったんです

・・・で、読み終わって感想、
なんというか、
とーっても暖かい本です つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
それ以上の賛美の言葉が
自分には思い浮かばん(´;ω;`)

「南房総」「大多喜」には、
日本の「懐かしい」や「やさしさ」が
現在進行形でいっぱい詰まってるなぁ・・・

著者は、この地域で長年教師を勤め、老川小学校の校長をされていた齊藤弥四郎氏、
文章は、その校長先生の日々の日記、手記のような文面で綴られています
夷隅民話の会発行、定価1,000円
本の体裁は、NPO法人らしい夷隅民話の会が、その多くはないであろう予算で出版しているもののようで、
一色刷りであり、すごくシンプルで質素な形態ですが、
その内容は、昨今の商業主義的なメディアとは一線を引き、著者達のナマの声が聞こえてくるような
非常に心のこもった一冊かと思いました

一般の流通では出回ってないけど、
大多喜町の観光関連施設や、夷隅民話の会公式blogで問い合わせたら多分手に入るかも・・・


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(´・ω・`)つ 老川小学校のGoogle画像検索結果

(´ω`)つ 夷隅民話の会 公式blog

オマケ(・∀・)つ ※井上陽水「少年時代」(しょっぱな広告が出る場合があります)



大多喜町立 老川小学校(現在は廃校)

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