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私達の脳には、報復と許しの両方の回路が組み込まれている [賢者思考 / ワイズマン達の語録]

「私達の脳には、報復と許しの両方の回路が組み込まれている。そのときの状況や過去の経験により、私達は、そのどちらかを主に選んで行動している」 

「成長の過程で、裏切られたり傷めつけられたりした経験---あるいはその逆の経験---を通じて、大人になるまでには、育った環境に即した基本的態度を身に付けていく」 
暴力や権利侵害を受けても司法を通じて処罰してもらえるという期待を抱けば、人々は自分の手で報復をしようとはあまり思わない。それに比べて権利保護の仕組みが不十分な社会では「『手出しをしたらただでは済まない手ごわい相手』という評判を確立するようにと、親は子供に教えるだろう」」とマッカラー教授は言ってます 
また、マッカラー教授は「進化の過程で有利なのは、報復すべきときに報復し、許すべきときに許すことができ、この2つの反応を使い分ける知恵を持った生き物」だと言ってますな 

何より、育ちは重要ということです 


マイアミ大学 マイケル・マッカラー教授(心理学) 

ニューズウィーク日本語版 2009年 5.20号より抜粋

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