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茂八寿司に行ってきた 房総半島の館山市 房総田舎寿司 房州田舎寿司 [房総グルメ 料理 食]

あー、前の日記にあるように、急遽この前の土日が暇になったので、
31年来の付き合いのトモくんと、久しぶりに昼飯でも食べに行こうかという話になり、
ヤツはナマイキにも「寿司が食いたい」というので、彼のマンションに車で迎えに行き、
行き先適当にごまかしたまま、そのまま一気に高速に乗って、館山まで南下しました
いやー我ながら軽ーく拉致ですな ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
でもその昔は彼とこうやってしょっちゅう適当にドライブ出かけたもんだわー懐かしい( ´ー`)フゥー...

行った先は館山市の昔ながらの寿司屋「茂八寿司」
ここの寿司は、いなり寿司ぐらいのシャリ玉で、江戸前寿司の歴史からいうと、戦前戦後辺りのサイズのままです
ネタもそのシャリ玉にあわせ、かなり大きいですねー
一般的な昨今の寿司屋さんで一人前ではお腹いっぱいにはなれませんが、
ここ「茂八寿司」をはじめ、房総半島南部の昔からの寿司屋での一人前はしっかりお腹いっぱいになれます
頼んだものは「並」1,200円
大トロやイクラ、そして目抜アジの「上 2,400円」もあるのですが、そんな色物(?)もいいですが
自分はやはり、この昔ながらの江戸前寿司のネタが好きです、「これぞ寿司」って気がしますもん(´∀`*)DSC_1520.JPG
そうそう、こちらの房総南部の昔ながらの寿司屋の寿司酢は、酢がかなり効いたもので、
都会の寿司に慣れた人には苦手な方もいるのかもしれませんが、自分はこの味が大好きですw
玉子も出汁巻玉子などじゃなく、しっかりとした厚焼き玉子!コハダの酢の塩梅も最高です!(^q^)
現在では「房州田舎寿司」「房総田舎寿司」などと独自のカテゴリ名で呼ばれることもあるこの「寿司」
子供の頃に住んでいた大多喜町にも当時房州寿司or房総寿司を出す昔ながらの店(新寿司)がありまして、
自分はこの味で育ちました(`・∀・´)エッヘン!!

拉致したトモくん 齢44歳独身、仕事に追われまともな出会いがないまま、今の今まで独身ですわ、
いい加減結婚したいそうです、誰かお嫁に来てやってヽ( ´ー)ノ フッ
DSC_1519.JPG


あー、参考までに、寿司のシャリ玉の大きさの変容を・・
sushi2.jpg
sushi1.jpg
一番左が、現在の江戸前寿司のシャリ玉サイズ、
真ん中は、明治後期~戦後の時期ぐらいまでのサイズで、現在の寿司2貫分+αほどのボリュームです
大正ロマンや昭和レトロ、そう呼ばれる時代の人々が食した大きさですね
そして右側が、江戸前寿司発祥当時、西暦1820年代のサイズ、
いわゆるプロトタイプ江戸前寿司ですね
現在の寿司2.5~4貫分ほどのボリュームになります(写真は3.5貫分)
このサイズはちょっとしたオニギリ状態なので食べにくく、
真ん中に縦に包丁を入れて、2つに切り分けて食べたことがあったようで、
それが現在、寿司を2貫1セットで出す由縁じゃないかと言われてます
そして本題の房総田舎寿司、房州田舎寿司のシャリ玉の一般的なサイズですが、
上記の真ん中のサイズに近いと思います(というかそのまんま)


茂八寿司
千葉県館山市船形1052番地の1
http://www.mohachi.com/


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