お神輿の町『行徳』とは? Town of Omikoshi [Gyotoku] / Town of portable shrine [Gyotoku] [行徳神輿(行徳 妙典)お神輿の町]
千葉県の東京寄りの隅っこの町『行徳』、このblogでは前々から「行徳は『お神輿の町』として有名だ」と書いてきましたけど、それはいったいどういうことなのか?少し解説させていただきます('Д')ノシ
あー、まずは『行徳ってどういう町?』からご説明('ω')ノ
行徳という地域は、現在では以下のMAPで赤くマーキングされたエリアです、その昔はJR総武線の市川駅や本八幡駅辺り、東京都江戸川区の一部、そして浦安市や船橋市の一部も含めて『行徳』と呼ばれていました
この辺りはウィキペディアに詳しく載ってます→『行徳-Wikipedia』
青枠のポインターがある場所は江戸城の大手門の辺り、距離や位置関係が分かりやすいように付けました
所謂『行徳』と呼ばれるエリアには、東京メトロ東西線の妙典駅・行徳駅・南行徳駅が、JR京葉線の市川塩浜駅があります 高速道路も首都高の千鳥町インターがあり、さらに東関東自動車道、京葉道路、外環道などの起点もすぐ近所にあり、交通の便も非常に良いエリアとなっております

千葉県市川市の『行徳』エリアは、都心まで地下鉄で20分ほどという好立地ゆえにベッドタウンとして、そして暮らしやすさから世界100か国以上の外国人も含め、現在も人口が増え続けている国際色豊かな街ですが、実はこの地は、今を去ること戦国時代では当時の幕府直轄の塩田地域として、そして天下泰平の徳川幕府時代になってからは、塩精製のためにその開発費と運営費が幕府から準備され、今で言う経済特区のように補助金が莫大に落ちて栄えたと伝えられています 塩は当時から戦争に必要といわれる戦略物資「米・水・塩」のうちの重要な一つですしね、徳川幕府にとっても、江戸城のすぐ手元に塩田を持つことはムチャクチャ大切なことだったんじゃないかと思います(この時代のウチの先祖の雇用主、里見氏や正木氏の残党とかにも警戒してましたしねww)
行徳は、この塩産業以外にも、古くから海苔や魚介類など所謂『江戸前』の中心地のひとつであり、そして江戸に近い立地を活かし、江戸の食糧生産拠点として漁業だけではなく農業も栄えました
さらに成田街道の起点の町として、江戸をはじめ各地からの海路や運河、川路(利根川、江戸川など)による人や物の交流が盛んで、宿場町・港町としても栄えた町だったのです
そんな当時の地元の人々は、塩や漁業、農業などで大いに潤えたことからも自然の恩恵をとても敬い、その自然の中に宿ると云われる神仏に対し非常に信心深かったようで、、そんな背景からこの地の先人達は、当時から神社やお寺を建造するために惜しみないお布施を出しました、その結果、今では全国でも類を見ないほどに神社仏閣が集中する町として知られる町になりました
この地を語る言葉に「行徳千軒 寺百軒」とありますが、ホントそこかしこにお寺や神社がありますw

あー、そしてここからが本題『お神輿の町って?』('ω')ノ
こんな町ですから当時からこの地には宮大工達が集まり、その伝統的な作品を世に送り出してきました
やがてその匠の技を活かして行徳独自の伝統的な流れに昇華され、その技術がダイレクトに注入される形で神輿づくりが盛んになり、全国にも類を見ない神輿の製造・発祥の地として有名になったのです
そんな行徳のお神輿は、行徳を代表する神輿屋、後藤・浅子・中台の御三家を軸に、21世紀の現在では実に日本中の4割のシェアを持っているということです(一説には6~7割とも)
例えば東京や東京の近郊で有名なお祭り、浅草「三社祭り」、鳥越「鳥越祭り」、神田「神田祭り」、佃「佃祭り」、深川「深川祭り」、千葉県でも浦安「三社祭り」、いすみ市「大原はだか祭り」のお神輿は、この行徳の町で製造されたお神輿です
もちろんそんなお神輿の町だからこそ、当の行徳の町にはお神輿がいっぱいあります!一昔前でいうところの各村単位でお神輿があり、秋のお祭りシーズンになると、いつもどこかでお神輿の渡御がみられるといった塩梅です(本ページ下部のリンク参照)
でもこういう話、今となっては地元の人も知らなかったりするんですよね、、そんな話も昨今チラホラ聞かれるようになったので、新たにご縁がありこの町に住み始めた人も含め、行徳のことを広く知って興味を持ってもらえたら毎日がちょっと楽しくなって良いんじゃないかな、と・・
そして都心のベッドタウンだからこそ新しく住まわれた若い人もムチャクチャ多く、、
皆さんご縁あって行徳の人になったんですもん
せっかくなんでみんなで一緒に楽しく
お神輿ワッショーーーイ!!
しましょうよー(∩´∀`)∩ ワーイ

ちなみに行徳神輿は、行徳にお住いの担ぎ手さんを広く募集中!w
ご興味ある方は各地の青年会やお神輿保存会、
または近所のお寺や神社の世話人の方に一声かけていただければOKです!多分‥('Д')
(神輿の担ぎ手募集のblogか!)
【関連日記】
[行徳神輿(行徳 妙典)お神輿の町]カテゴリ一覧
https://sanadado.blog.ss-blog.jp/archive/c2306134691-1
●お神輿の町『行徳』とは? Town of Omikoshi [Gyotoku] / Town of portable shrine [Gyotoku]
https://sanadado.blog.ss-blog.jp/2019-10-08
●『行徳まつり2019』『第14回妙典まつり(2019年)』2週連続で行ってきた!( ゚д゚ )クワッ!!
●四ヶ村 香取神社例大祭2019年(令和元年) 四ヶ村祭礼 10月13日に行ってきた(゚∀゚)!!
●伊勢宿豊受神社例大祭2019年 伊勢宿祭礼 行徳の秋祭りシーズン到来!(´∀`*)
●第13回 妙典まつり(2018)にも行ってきた!今年はお神輿これで最後!(; ・`д・´)b
●行徳まつり2018に行ってきた( ゚д゚ )!
●行徳 下妙典『春日神社祭礼』2018年10月14日 獅子頭神輿アンローワッショイ!行ってきた(*´ω`)
●行徳 押切『押切稲荷神社祭礼』2018年10月7日 お神輿に行ってきた!(゚∀゚)=3
●行徳 関ヶ島『胡録神社祭礼』2018年10月7日 家族揃って行ってきた!(゚∀゚)=3
●浦安市猫実 猫五祭(陰祭)2018年6月3日行ってキター!( ゚д゚ )
●2017年「第12回妙典まつり」に上妙典「伝説の千貫神輿」がヤッテキター( ゚д゚ )!
●行徳五か町祭礼 2017年10月15日 雨の中、お神輿渡御に行ってきた(´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿「本祭り」2017年10月8日大神輿渡御 (´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿「宵宮」2017年10月7日お神輿前夜 大神輿のことなど (´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿 練習風景 2017年10月8日渡御を前に ヽ( ´ー)ノ フッ
●上妙典八幡様の千貫神輿 2017年10月8日渡御 いよいよ、きたか!(; ・`д・´)ゴクリ…
●行徳まつり2016に子連れで行ってきた
●行徳四ヶ村祭り 見に行ってきた(´∀`*)
●上妙典 知られざる千貫神輿の事実 二天棒がデフォルトだったらしい(゚A゚;)ゴクリ
●下妙典 獅子頭神輿 春日神社例大祭2015 また行徳のお祭りに飛び入り(゚∀゚)
●上妙典 知られざる「ド級」千貫神輿 そして神輿はまた3年の眠りに・・(´ぅω・`) zzz
●上妙典 知られざる「ド級」千貫神輿 この一か月は、実はお神輿三昧でした
あー、まずは『行徳ってどういう町?』からご説明('ω')ノ
行徳という地域は、現在では以下のMAPで赤くマーキングされたエリアです、その昔はJR総武線の市川駅や本八幡駅辺り、東京都江戸川区の一部、そして浦安市や船橋市の一部も含めて『行徳』と呼ばれていました
この辺りはウィキペディアに詳しく載ってます→『行徳-Wikipedia』
青枠のポインターがある場所は江戸城の大手門の辺り、距離や位置関係が分かりやすいように付けました
所謂『行徳』と呼ばれるエリアには、東京メトロ東西線の妙典駅・行徳駅・南行徳駅が、JR京葉線の市川塩浜駅があります 高速道路も首都高の千鳥町インターがあり、さらに東関東自動車道、京葉道路、外環道などの起点もすぐ近所にあり、交通の便も非常に良いエリアとなっております

千葉県市川市の『行徳』エリアは、都心まで地下鉄で20分ほどという好立地ゆえにベッドタウンとして、そして暮らしやすさから世界100か国以上の外国人も含め、現在も人口が増え続けている国際色豊かな街ですが、実はこの地は、今を去ること戦国時代では当時の幕府直轄の塩田地域として、そして天下泰平の徳川幕府時代になってからは、塩精製のためにその開発費と運営費が幕府から準備され、今で言う経済特区のように補助金が莫大に落ちて栄えたと伝えられています 塩は当時から戦争に必要といわれる戦略物資「米・水・塩」のうちの重要な一つですしね、徳川幕府にとっても、江戸城のすぐ手元に塩田を持つことはムチャクチャ大切なことだったんじゃないかと思います(この時代のウチの先祖の雇用主、里見氏や正木氏の残党とかにも警戒してましたしねww)
行徳は、この塩産業以外にも、古くから海苔や魚介類など所謂『江戸前』の中心地のひとつであり、そして江戸に近い立地を活かし、江戸の食糧生産拠点として漁業だけではなく農業も栄えました
さらに成田街道の起点の町として、江戸をはじめ各地からの海路や運河、川路(利根川、江戸川など)による人や物の交流が盛んで、宿場町・港町としても栄えた町だったのです
そんな当時の地元の人々は、塩や漁業、農業などで大いに潤えたことからも自然の恩恵をとても敬い、その自然の中に宿ると云われる神仏に対し非常に信心深かったようで、、そんな背景からこの地の先人達は、当時から神社やお寺を建造するために惜しみないお布施を出しました、その結果、今では全国でも類を見ないほどに神社仏閣が集中する町として知られる町になりました
この地を語る言葉に「行徳千軒 寺百軒」とありますが、ホントそこかしこにお寺や神社がありますw

あー、そしてここからが本題『お神輿の町って?』('ω')ノ
こんな町ですから当時からこの地には宮大工達が集まり、その伝統的な作品を世に送り出してきました
やがてその匠の技を活かして行徳独自の伝統的な流れに昇華され、その技術がダイレクトに注入される形で神輿づくりが盛んになり、全国にも類を見ない神輿の製造・発祥の地として有名になったのです
そんな行徳のお神輿は、行徳を代表する神輿屋、後藤・浅子・中台の御三家を軸に、21世紀の現在では実に日本中の4割のシェアを持っているということです(一説には6~7割とも)
例えば東京や東京の近郊で有名なお祭り、浅草「三社祭り」、鳥越「鳥越祭り」、神田「神田祭り」、佃「佃祭り」、深川「深川祭り」、千葉県でも浦安「三社祭り」、いすみ市「大原はだか祭り」のお神輿は、この行徳の町で製造されたお神輿です
もちろんそんなお神輿の町だからこそ、当の行徳の町にはお神輿がいっぱいあります!一昔前でいうところの各村単位でお神輿があり、秋のお祭りシーズンになると、いつもどこかでお神輿の渡御がみられるといった塩梅です(本ページ下部のリンク参照)
でもこういう話、今となっては地元の人も知らなかったりするんですよね、、そんな話も昨今チラホラ聞かれるようになったので、新たにご縁がありこの町に住み始めた人も含め、行徳のことを広く知って興味を持ってもらえたら毎日がちょっと楽しくなって良いんじゃないかな、と・・
そして都心のベッドタウンだからこそ新しく住まわれた若い人もムチャクチャ多く、、
皆さんご縁あって行徳の人になったんですもん
せっかくなんでみんなで一緒に楽しく
お神輿ワッショーーーイ!!
しましょうよー(∩´∀`)∩ ワーイ

ちなみに行徳神輿は、行徳にお住いの担ぎ手さんを広く募集中!w
ご興味ある方は各地の青年会やお神輿保存会、
または近所のお寺や神社の世話人の方に一声かけていただければOKです!多分‥('Д')
(神輿の担ぎ手募集のblogか!)
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https://sanadado.blog.ss-blog.jp/archive/c2306134691-1
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●2017年「第12回妙典まつり」に上妙典「伝説の千貫神輿」がヤッテキター( ゚д゚ )!
●行徳五か町祭礼 2017年10月15日 雨の中、お神輿渡御に行ってきた(´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿「本祭り」2017年10月8日大神輿渡御 (´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿「宵宮」2017年10月7日お神輿前夜 大神輿のことなど (´∀`)
●上妙典八幡様の千貫神輿 練習風景 2017年10月8日渡御を前に ヽ( ´ー)ノ フッ
●上妙典八幡様の千貫神輿 2017年10月8日渡御 いよいよ、きたか!(; ・`д・´)ゴクリ…
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●行徳四ヶ村祭り 見に行ってきた(´∀`*)
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●下妙典 獅子頭神輿 春日神社例大祭2015 また行徳のお祭りに飛び入り(゚∀゚)
●上妙典 知られざる「ド級」千貫神輿 そして神輿はまた3年の眠りに・・(´ぅω・`) zzz
●上妙典 知られざる「ド級」千貫神輿 この一か月は、実はお神輿三昧でした
タグ:中台神輿 行徳揉み サシ 半纏 白装束 女神輿 子供神輿 獅子頭 千貫神輿 Chiba Prefecture 担ぎ手募集 地スリ 三社祭り Japanese culture 神輿製造の町 行徳担ぎ お神輿の町 行徳神輿 Town of Omikoshi Gyotoku 後藤神輿 放り投げ Gyotoku town myoden town small shrine omikoshi portable shrine history of Japan japanese traditional Japanese tradition Ichikawa City 宮大工 Town of portable shrine 浅子神輿 放り受け 大原はだか祭り 深川祭り 佃祭 神田祭り 鳥越祭り
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