「大衆の浪費を刺激する10の戦略」

1.捨てさせる・・・・・100円ライターや、1000円時計など 
2.無駄遣いさせる・・・大きめの角砂糖やちょっと押しただけでスーッと出て、もとに戻らないエアゾール式容器など。 
3.贈り物にさせる・・・ヴァレンタインセールや父の日セールなど 
4.蓄えさせる・・・・・洋酒ビンや全集本など 
5.抱き合わせ商品にする・・・カメラの連写ケースなど 
6.きっかけを与える・・・読書週間や虫歯予防デーなど 
7.単能化させる・・・・・専用ビタミン剤や、七色ウィークパンティーなど 
8.セカンドとして持たせる・・・セカンド・ハウスやセカンド・カーなど 
9.予備を持たせる・・・・タイヤ・電球などのスペア性のものやフィルムなどストック性のもの 
10.旧式にさせる・・・・まだ使えても旧式だと思わせる 

※V・パッカード著「浪費をつくり出す人々」を出展に、石川弘義著「欲望の戦後史」に引用されたもの。 
藤原新也著「東京漂流」より。