先週末の土曜日、14日に、ようやく自分は南房総入りできました
目的は、南房総エリアに住む親戚たちの安否確認です
まー結果からいえば、行く直前、親戚たちの家々は停電が解消されまして、それでようやくホッとできたってタイミングっぽかったんで、災害物資ではなく菓子折り持ってそれぞれのお宅に訪問してきました
災害支援物資は、食料や水も含め、もう現地には大量に届いているそうです
・・何よりありがたい次第であります(-人-)
現地の次のテーマは、この集まった支援物資を如何にして高齢の方の家に届けるか、だと、、
お歳を召してくるとやはり出歩きにくいんですよね、それは自分の80を越えた親を見ててもわかります、腰が曲がり体力もない老人が、援助物資を受け取りに遠くまで出かけるのって正直大変そう、、
この地域は過疎でその上高齢化が激しく、、援助物資を中々取りにいけないっていう老人たちの話を方々で聞きました
この日の移動コースは、館山道の終点(起点?)富浦インターから出て、館山市の船形や、生前弟が住んでて随分お世話になった那古を経由し、犬石を通過し安房神社に参拝、一旦館山駅方面に戻り南条から県道188号線で南房総市千倉に入り蕎麦を食べ、そこから南房総市和田町を目指し布野の山奥に顔を出し、そして曽呂の山間を抜け鴨川市のマチナカ大横渚へ、その後は鴨川市の実入の海っぺりに伺い、最後に夷隅郡市を経由し千葉県議会議員の小路氏に会って、実家の母親に親戚達の無事を伝えてから市原インターで帰ってきました
ほとんど走りづめ、車のタイマーで確認したら、計6時間半ほど、ほぼぶっ通しで走ってましたw
その際に各地で見た風景は、ネットやTVで流れている以上に惨状でしたわ、、地元の人たちが、先の『太平洋戦争以来の被害だ!』と言ってましたが、まさにその通りなんでしょうね、、この辺りは東日本大震災の被害も受けた地域でもありますが、あの時より被害が激しいです

以下はそんな被害の様子、南房総市和田町の正文寺 お堂の屋根が吹き飛ばされ、その破片が覆いかぶさり墓石を幾つもなぎ倒してました 一般住宅の被害ももちろんですが、このような歴史的な建物や、観光業の建物、そして農地などが深いダメージを負っております



被害を受けた個人宅は写真に撮ってません
人の不幸をネタにするようで、どうも私には気がひけまして・・(;´∀`)

そして南房総市の千倉、大好きなお蕎麦屋さんの一つ『南総庵』とも連絡が取れず心配していたんですが、なんと台風の翌日から開店していたそうです!Σ(゚Д゚)スゲェ!!

思わず店に入り、盛りそばいただいちゃいましたwww
お店の皆さん、何だかんだお元気でよかった、、しかし名物店員のサワダさんの自宅は、かなり被害を受けているようでした

電話が通じなかったのは、どうも回線設備の停電によるものっぽいですね しかしホント今の文明ってやつは、電気がないと完全に詰みますね・・

以下は、オーシャンビューすぎる鴨川市の親戚のお宅前からの夕日




台風の被害が大きかったなんて想像もできないほどの美しい海、そして夕日でした
・・自然は罪作りですな(´・ω・`)

親戚たちの家の被害は、南房総市では裏山の大木が崩れ落ち、あわや母屋を直撃という状況でした 停電時は蝋燭でしのいでたと・・
鴨川市の親戚の家は、瓦が幾つか落ちた程度で済みましたが、畑のビニールハウスは完膚なきまでに破壊されてました そしてやはり停電の影響で、懐中電灯や蝋燭で過ごしてたということです