「ラーメン王 後楽本舗」
すっげーー強烈な店名ですが、、(;゚д゚)
昭和のノスタルジックな雰囲気が存在する昔ながらの町の中華食堂orラーメン屋っていう感じです
店の外観もまさにそのまんま、新しいノリのラーメン屋でひしめく都内、渋谷マークシティの鼻先で、
これだけ時間が止まった店も珍しいかと思います
「ラーメン王」と大きく書かれた看板を取り囲む電飾もまたイケてる!
一番星ブルースを
彷彿させずにはいられません!!
まさに男の華道、
深夜のハイウェイ超特急!!
・・・この世の栄華が終わるまで、
ずっとこのまま走り抜けてほしい、
素直にそう思わせるものが
ここにはあります( ;∀;)


店の外観のイメージ通り、よく分からない演歌がデフォルトで流れる店内は、
油の染み付いたカウンターと4人掛けのテーブル席が2つ、
でも1~2人で行くと、間違いなくテーブルに座らせてくれません、
なぜなら、扉開けた瞬間に「へいらっしゃい!!」と声かけられ、
その場で注文聞かれ
「はいこっち座って!」と誘導されるからです
ここでモタモタしてると
「板長」にガン見されます(´;ω;`)

そしてこのカウンターの奥で、漢(おとこ)どもが、仕事をしております

そこには常に際だつキャラが二人、
一人は鍛え上げられた体、エラの張った顔で独り言とも思えぬ言葉をモゴモゴ喋り、常時でっかい中華のフライパンでガンガン野菜だの何だのを炒めまくってる、通称「モビルスーツ」
で、もう一人はここの店で一番年喰った、でも一番仕切っているイタチに似た痩せた元気なオッチャン、
通称「板長」(多分店長?)、
実はこの店は、5~6年前からよく通ってたんだけど、会社が恵比寿に移ったのでトンとご無沙汰してたんですが、、最近また2年ぶりぐらいで行ってます、
久しぶりにいったのに何にも変わってなかったので、かえってビビったぐらい、
まさに時間が止まってる((( ;゚Д゚)) 
唯一変わったとこといえば、精々定食類に餃子3個がオプションできるようになったぐらいか
・・・さすがです(ノ∀`)

味もレトロ、懐かしいホっとできる味です、メニューもボリュームがあり安いです、
ラーメンは470円、炒飯550円、 よく食べる肉野菜炒め定食でも650円、
この辺りは実際に行ってみてぜひ食してみてください、
味に過度な期待をしないのであれば、色んな意味で満足できると思います(笑

ちなみに「モビルスーツ」は、いつも力の限りデッカいフライパンを、
これまた火がボゥボゥ出てるコンロの上で振りまくってます、
しかもよくよく見ると、腕がその火に思いっきり当たっています(汗
行った連中達の総合意見として
 「あのパワー、耐火性能からして彼はアンドロイドに違いない!」
・・・ということになっています
何でアンドロイドが2008年の渋谷に!?とは思いますが、、
きっと我々平民には分からない何かがあるのです、
世の中には知らなくていいことはいっぱい、、
きっとジョン・タイターと同じように、未来から何らかの目的で来たんだろう、、
ワタスィはあえて、これ以上の真実には
触れないようにします

そして「板長」、彼は甲高い声で仕切る仕切る、、
何より彼とお客とのやり取りは面白いですわ~

その昔、一万円出した客に
「一万円?
ツリなんかねぇーーよ!(# ゚Д゚)」

とキレてたことあるし、
お客に出した半ライスに通常二枚入るタクアンが、板長のミスで1枚、
お客がそれに気づいて文句言われたときなど
「お!?
・・・それ当りだよ( ̄ ̄)ニヤリ」
など

また、彼が独自に認める常連になると、2日行かないと
「最近まったく
来ねぇーじゃねーーか!(#・∀・)」

とかマジに怒られるし <その昔のオイラ、簡便してくれ~(>_<)

・・・まぁあそこのキャラが立った店員達は、皆、人情家でアッツい人達なんでしょうね、
そのせいか、こんな時代だからこそ、 お店だけじゃなく店員さん達も、とっても輝いてます

ただ、喰ってる客を指さして、待ち客に
「・・・ここ、もうすぐ空きますから」は、
マジやめてほしいΣ(´Д`lll)

ちなみにいつ行ってもやってます、
そして、いつ行っても大体混んでます・・・、謎の多い店です。。

※上記の写真は決死の覚悟で携帯で撮影(; ゚д゚ ;)
見つかったら、水ぶっかけられるかもしれません(焦

※追記
最近の「ラーメン王 後楽本舗」 Googleストリートビューより

ラーメン王後楽本舗
東京都渋谷区道玄坂2丁目7−4