SSブログ

【家メシ】再現、房州寿司 レシピ 【我がゴッドマザー直伝 房州田舎寿司】 [野郎飯(男の手料理・ウチごはん)]

あ~前の日記で初挑戦した房州寿司作り、
ようやく様になってきましたw

そもそも房州寿司が東京界隈にないんで、
なけりゃ自分が作れるようになるしかないなと悟った次第でして、、
だって幾ら喰いたくなったからって、
そうしょっちゅう館山にスッ飛んで行けないですしね(´・ω・`)
実はこの前の日曜も、三度のスコールにもめげず高速使って館山まで行ったんだけど、
結局お目当ての寿司屋さんが、シャリが切れたということで
暖簾出したままいきなり閉まってましたしね
あのときはホントにガッカリしました(´∀`;)

そんなこんなで、ここ2~3日は、
ゴッドマザー(母親)に生存確認電話がてら、
房州寿司レシピを聞き出し、個人的に研究してましたw

ぶっちゃけ房州寿司は房総南部の田舎寿司、
前の日記にも書きましたが、ホンのちょっと前までは、房州のどの家でも作れたそうです
房州寿司は、お盆やお彼岸、冠婚葬祭など所謂ハレの日のご馳走、
嫁入り修行として女性はその家に伝わる代々の「味」を伝授されてきたんでしょうね
以下はそんな漁師町鴨川出身のゴッドマザー直伝レシピですw


【母親の御達示】
米3合の場合の寿司酢 (話した内容そのまま記述)

砂糖はねぇ~カップに70cc、
そいで酢は砂糖がヒタヒタになるぐらいでねぇ~
で最後に塩を指三本で摘むんだよ
そいでもって、塩梅見ながら、
また塩とか入れて味を整えるんだよ
も~これはウチによって違うから、
それこそお好みでやりゃ~い~よ~

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   J(´∀`)し  (゚д゚ ;) ウンウン


・・・・・・( ゚д゚ ;)


目盛りで言ってくんなきゃワカンネー(;´∀`)

・・・あ~、ということで、
上記の話しを元に軽量スプーンなどで計り数値化すると、大体下記のようになります
ぶっちゃけここまで案外苦労してます ヽ(゚Д゚)ノ

【米3合の場合の寿司酢】
砂糖 70cc  (粉モノをcc言うかフツー?)
酢 45~50cc
塩 7~10cc

で、その寿司酢を使い、フツーに寿司飯を作って、
稲荷寿司ぐらいの大きさに握ると・・・


みごと 完成(゚∀゚)

149_1746647057_116large.jpg

マジにシャリの味の再現が
ほぼ出来ましたー

ヤッター\(^o^)/

これこれ、この味ですよw
この酢飯が房州寿司の味w
まぁ厳密にいうと今イチなとこはまだまだあるけど、
なんとゆーか、現代の一般的な江戸前寿司とは別カテゴリ、
如何にも「房州~♪」な味の再現に成功しましたw

あとは塩加減で味のエッヂを出す事で、酢の香りもグッと引き立ちそうです
握り方も明らかに今イチですが、大体一貫100g前後、
つまり二貫でご飯一膳ぐらいのボリューム感が自分の知る房州寿司のスタンダード、
不揃いさが解消されれば、人に出せる食い物になりそうですw

まぁでも館山の茂八寿司白浜屋など、
実際に房州寿司を長く生業としているお店には、その洗練具合で敵うワケないんですけどねw

そして寿司のネタは相変わらずの厚焼き玉子w
ネタに使えそうなのが家にはこれしかなかったんでww
ま~なによりこの酢飯の再現がチョー難しかったんですわwww

それにしても
やっぱ房州寿司は
うめぇっぺよなぁ~(・´з`・)


房州寿司は、江戸時代の江戸前寿司の形を今に残す貴重な寿司の形態です、
つまり200年ぐらい前の「レトロ江戸前寿司」そのものなんですよね~
当時の魚の水揚げは、江戸湾(現 東京湾)の入り口である館山からも、
かなり江戸市中に送られていたようで、それがいわゆる江戸前となり、
江戸を中心に江戸前寿司の文化が花開いたと・・・
そんな江戸と漁業で緊密に繋がる房総半島の各沿岸部(特に南部)は、
当時から当然のごとく江戸前寿司圏だったワケですね
そしていつしか時代が経ち、東京の寿司が小ぶりに、そして酢も弱くなっていく中においても、
房総南部の寿司の形態は、当時の姿をそのまま残し21世紀を迎えた、とw
逆に21世紀だからこそ、房州寿司のこんなワイルドさが余計に輝きを増してきているようにも見え、
返って粋にみえるんじゃないかな~?とか、一人思ってます(´∀`)~♪


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。